12月21日に小曽根真 Featuring No Name Horsesのコンサートが開催されました。この小曽根真さん率いる総勢15名のビックバンドは2004年に結成され、メンバーは、自身のバンドでもリーダーを務めるなど、いずれも日本を代表するミュージシャンばかり。加東市での公演は今回が初めてでした。
前日20日にはワークショップが開催され、小曽根さんだけでなく、ビックバンドのメンバー、エリック宮城さん(Tp.)、中川英二郎さん(Tb.)の3名によるトークと実演は大好評でした。トークは「演奏で一番大切にしていることは、毎回必ず違うところを目指すこと」、「楽譜は地図のようなもので、どう走るかは自分次第」等、どんどん3人の音楽観に引き込まれるような内容で、受講者からの質問コーナー、最後は素敵な演奏という豪華なワークショップとなりました。
翌日21日の公演は約440名もの皆様にお越しいただき、小曽根さんの客席からの登場と、大迫力のビックバンドの演奏で会場は一気に熱気に包まれました。コスミックホールの特徴を活かし、「コンサートホールの響きとライブハウスのような臨場感!」をキャッチコピーとした今回の公演。感性溢れるアドリブと、心揺さぶるスイング、客席から演奏者一人ひとりのパワーを全身で感じることができたのではないでしょうか?アンコールでは、演奏にあわせて「Silent Night」を歌い、ステージと客席が一体になったような素敵な雰囲気でコンサートが終演しました。
この公演を開催するにあたって、広告協賛をいただきました地域の企業・商店の皆様をはじめ、いつも「NPO法人新しい風かとう」を応援してくださる地域の皆様、運営を支えてくださっているボランティアスタッフの皆様、多くの方々のご協力により公演開催を実現することができました。心より感謝いたします。
これからも、このまちの芸術文化の拠点として、ホールの豊かな響き、心揺さぶる音楽との出会いの場をお届けできるよう、活動してまいります。
ご支援・ご協力をよろしくお願いいたします。