1月20-21日にかけて、今年も保科洋指揮法クリニックが開催されました。
全国各地から熱意あふれる吹奏楽部顧問の先生方やバンド指導者、プロの演奏家の皆様にお集まりいただきました。
2年続けて参加された方も多く、「昨年の講習のあとに指揮がかわり、学生から指揮が見やすくなったと言われました」「今年念願の吹奏楽コンクール支部大会への出場を果たすことができました」などの声もいただき、加東市で行われるこのクリニックが、全国で実りを結んでいることを実感いたしました。
今年はアゴーギクをテーマに開催したため、やや上級者向けの講習となりました。
もっと音楽的なテクニックを、という声もあれば、少々難しかった、という声もありました。来年以降の講習内容を検討していきたいと思います。
2年目のためか、客席で積極的に手を動かして練習する参加者のみなさまの姿が多くみられました。舞台上の受講生のみなさまの指揮と見比べて、ご自身の問題点を洗い出すことができた方も多かったのではないでしょうか。
夜の懇親会は、今年はホワイエで立食パーティを開催しました。
和やかな空気の中、参加者の皆様同士の会話も弾み、お酒もすすんだ模様です。
2日目も朝から熱のこもった講習が続きました。
講師のクリニック直前の体調不良があり、休憩を多くとったために予定の講習内容を全て消化することができず、参加者、とくに受講生のみなさまにはご迷惑をおかけいたしました。この場を借りてお詫び申し上げます。
来年以降、講習内容を減らしては、などのお声もいただきましたが、講師の「もし時間ができたらできるところまでやりたい」という希望もあり、内容については引き続き検討してゆく所存です。
最後は恒例となったふるさと合唱で締めくくり、講師の保科洋から、「このUSBストラップの色を毎年変えて、できれば五輪のように色が揃うまで開催できたら…」といったコメントもありました。
いろいろハプニングもあり、一時は開催も危ぶまれましたが、おかげさまで今年も盛会のうちにクリニックを終えることができました。
この場をもちまして厚く御礼申し上げます。
また来年の企画も現在検討中です。どうぞお楽しみに!
(文責:Hoshina Music Office)