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特定非営利活動法人 新しい風 かとう
理事長 土 肥 富 幸

どうしてもコスミックホールを残したい!
加東市の大切な文化遺産を次の世代に引き継ぎたい!

こうした人々の熱い想いが全国に大きく燃え広がり、やがて加東市長の英断により東条文化会館(コスミックホール)廃止が撤回され、存続への道が開かれました。

平成27年9月、ホール存続の要件として、市民の手による自主的な管理運営によって、市民の目線に立った柔軟な発想でサービスの向上と効率的な運営をめざす「指定管理者制度」の導入が加東市から提案されました。

そこで、コスミックホールを愛してやまない人たちが一丸となってNPO法人 “新しい風 かとう”  (英語名 Feel the breeze of Kato)を立ち上げ、平成28年4月1日からホールの管理運営にあたる運びとなりました。

このホールで25年以上も開催されてきた日本木管コンクールは、国内のみならず海外からも多数の応募者があり、内外の若手音楽家の登竜門としての地位を確立するなど、その音響の良さともあいまって、加東市の大きな魅力の1つとなっているところです。

NPO法人 “新しい風 かとう” は、このコスミックホールを加東市民のためだけではなく、広く内外からのお客様との交流の場、さらには子どもたちの情操教育の場としての活用を図るなど、多くの皆様から愛され親しまれるホールとして、これからも大きく育つことを願って運営してまいります。

そのため、皆様からのリクエストにも柔軟にお応えしていきたいと考えていますので、ホールをより有効に活用するための具体的な提案やご意見、ご支援など、どんどんお寄せくださいますようお願い申しあげます。

コスミックホールに足を運んでいただく皆様の心に、きっと舞う爽やかな風、快い加東の “新しい風” を全身で感じ取っていただければ幸いです。